教育目標
持続可能な未来社会を共創する主体の育成
創立140年以上の歴史と伝統を誇る学校である。校訓「深固(しんこ)」とは、「努力精進を求めて、基礎や根本をしっかり固めれば、やがて成就する」という意味である。福岡県初代県知事の有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみやたるひとしんのう)が、当時本校を視察された際、福岡県の教育の中心として、本校への大きな期待を込めてご真筆のうえ寄贈された。
正門横の校庭には、明治22年から根付き花を咲かせ続けている「藤棚」がある。毎年花が咲く4月下旬には藤見学芸会が伝統的に行われている。藤は、戦時中旧校舎が焼失した時も強い生命力で奇跡的に生き残り、今に至っている。本校のシンボルである藤の姿は、強く生き抜いて社会のために貢献していくことの大切さを伝えている。 本校は、世のため人のために強く生きたひと・ものを尊敬し、伝え学びながら、福岡県の教育のパイロット校として、未来社会を創造する主体としての子供の育成に邁進している。